2015年08月03日

【川越】「くむんだーSAITAMA」大盛況・・・彩の国木の家づくり巡回展2015(2)

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今年もエコプロダクツ川越2015へ参加しました。
木の家づくりは、そのこと自体が環境へ配慮すること、と私たちは考えています。それをより具体的に感じていただくには、木に直接触れていただくことが何よりも一番の方法と思われます。
昨年に引き続き、鉋くずを使ったアートフラワー「削り華」も行いました。
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さらに建築的な試みとして木組みのジャングルジム「くむんだーAITAMA」で、立体として木による構築物を実感体験していただこうという試みです。
対象のチャレンジャーは子供たちです。

「くむんだーSAITAMA」は、4帖半の大きさです。
これを組立て、遊んでから解体することで、木組みの仕組みの一端を感じ取ってもらえれば、私たちのもくろみは成功です。

しかし、子供たちはそんなこちらの思いなどにはお構いなしでした。
柱に貫を通し、木槌で楔を打ち込むことに夢中でした。
ひたすら楔を打ち込む。
汗だくになって。
柱に貫を通し、楔で打ち固めれば立体になるという仕組みが分かってくると、自ら貫を差し込み、立体を拡張していくことを積極的に行う子も出てきて、こちらを驚かせました。

作業は実に単純なのです。
しかし、その繰り返しによって、立体がどんどん大きくなり、出来上がっていくことが楽しそうでした。
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会場には、「カン、カン。カン、カン」と楔を打ち込む音が響き渡ります。
「くむんだーSAITAMA」が完成すれば、木の感触を感じながら遊んでくれたことと思います。
が、それもつかの間。
今度はバラシ(解体)です。

「もう少し遊びたいよ」と駄々をこねられるかと危惧していましたが、まったくそのようなことはなく、組立てとは逆に、今度はひたすら楔を打ち出してはずすことに集中してくれました。
当初予想していた以上に、こういったことに子供たちは夢中になるものだということを私たちが実感させられました。


木に触れ、立体を作ることの楽しさ、面白さ。
たぶん、子供たちには伝わったことと思います。


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posted by 木の家サイタマ at 23:40| Comment(0) | 彩の国木の家づくり巡回展2015の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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