慈光寺の縁起は古く1300年以上前の千手観音霊場として開基した時代に遡り、奈良時代に入って鑑真和尚の高弟、釈道忠によって創建された寺です。その後天台密教修学の道場として栄えました。今は昔に比べれば簡素なお寺ですが、慈光寺造営のために集まった番匠(大工工匠衆)がその技術を伝え、建具の里の礎を造ったと伝えられています。
建具会館では各種建具の常設展示の他、地元特産品の展示販売をしています。巡回展の会場は会館内の小さな喫茶スペースですが、そんな歴史に思いを巡らせて、体験コーナーを設け、仕口模型、組み積み木などを置いて、木を組んだり、はずしたりすることができるようにし、木を組むことの確かさと喜びを大人から子供まで、体感していただければと思います。 パネル展示では、構造の核である大黒柱の様々な事例を紹介しつつ、伝統構法による木の家の魅力をアピールします。 | ![]() |
【日時】2013年5月24日(金) 〜26日(日) 9:00〜17:00 【会場】建具会館 (ときがわ町大字西平709番地3) 【展示担当・問い合わせ】都幾川木建(高橋) | ![]() |