【越谷】彩の国木の家づくり巡回展 2012（2）・・・ 木とのふれあい祭

丸宇木材市売（株）北浜市場（さいたま市岩槻区）で開催された今年2回目の木とのふれあい祭の一部をお借りして、彩の国木の家づくり巡回展を行ないました。
夏休みの最後となる日曜日。ご家族連れでたくさんの参加がありました。

川口葉月太鼓の皆さん

埼玉大学の木育コーナーでは、木を使った工作や箸づくり、積み木など木に触れて子どもたちも楽しそうでした。 途中まで積み上げた積み木が崩れて悔しがったり、積み上げてから一気に壊す爽快感など、なかなか日常の中で体験できない遊びになってしまいました。

積み木のナイヤガラ（動画）

市場主催の木の鉄砲づくりも子どもたちばかりでなくお父さんも熱心に金槌を打っています。

今回は展示用仮設フレームを組み、複数のパネルを広い面で展示できるように工夫しました。 今後いろいろな場面でこのフレームを活用することになります。もちろん、貫に楔で固める仕組みになっていますので、このフレーム自体が木組みの展示物となっています。 地域担当の畔上（けやき設計）さんの架構模型や実施の住まいのパネル、文字当てクイズ、継手仕口模型（綾部工務店作）など企画内容も多様でした。立ち止まって熱心に話を聞いていかれるご夫婦、継手模型に興味を持たれたお父さん。 文字当てに首をひねるお母さん。

主催の県木材協会の坂東会長（中央）、秋山専務理事（左）にも展示内容を見ていただきました。それぞれのポジションで様々な取り組みを通して、一般の皆さんに地域材を知っていただき、利用していただけるような環境づくりをしていきましょうと意見交換させていただきました。

新会派「みどりの風」を立ち上げた地元のこうだ邦子参議院議員も来場され、パネルを前に意見交換させていただきました。 ご実家が工務店であったとか。職人のつくる木の家に関しては身近な存在としてご理解いただけたのではないでしょうか。 山（林産地）と都市の良好な関係づくりを政治テーマに掲げられており、木の家づくりを通して私たちにも共有する課題です。 議員にも国政の場で頑張っていただきたいとエールを送りました。

猛暑日の中、盛会に木とのふれあい祭は終了しました。

夏休みも終わりです。

次回は、来週9月1日〜2日。
和田工芸さんの古民家再生ドキュメンタリーイベントに巡回展を併設させていただきます。