9月10日、11日に第27回全国削ろう会が、川越市の川越運動公園にて行われました。 両日とも天候に恵まれ、多くの来場者で賑わいを見せました。 削ろう会は、毎年各地で1回開催され、今年で27回目を迎えました。 会の大きなテーマは、鉋の薄削り競技において、刃物の性能や研ぎの技術の高さ、鉋屑の薄さを競い、日本の木工技術の高さをアピールし、職人たちの技術者魂を継承維持させることにあるのだと思います。 | ![]() |
![]() | そして、一般の皆さんに木の家や伝統的な道具、本物の材料などに興味を持っていただく事もこのイベントの大切なテーマのひとつです。 そんなテーマの一端を担うべく、「木の家ネット・埼玉」でも屋外展示アリーナにブースを出展参加させていただきました。。 |
ブース前では、木組み模型の組立て実演や、込栓と呼ばれる木栓を柱と梁のジョイント部に打ち込む体験をしていただき、二日間を通して、多くの皆様に楽しんでいただけたのではないでしょうか。

![]() | ![]() 今回のイベントを通じて、私たちにとっては当たり前の事が、一般の方にとっては、知らないことばかりだったという事でした。これは少し驚きでした。 伝統的な木を扱う技術や材料は決して新しいものではなく、昔からあるものです。それがいつの間にか途切れてしまったように思われていることが意外と多かったのは残念でした。 |